会計管理
- chinatsu
- 2月16日
- 読了時間: 3分
更新日:2月20日

●会計の目的
・毎月の売上と支出を把握するため
・経営状態を把握するため
・利益率を上げるため
・税務署に確定申告を行うため
●会計の基本
・収入と支出の把握
会計の基本は「収入」と「支出」の記録です。
収支を記録し、毎月で集計を行います。
収入:
商品やサービスの売上を記録します。
毎月の売上金額をしっかりと記録し、
顧客やサービスごとに整理をします。
支出:
経費(支出)の管理を行います。
事業に関連する支出
(仕入れ費用/事務所の家賃/交通費等)は
すべて経費として計上できます。
事業用とプライベート用の支出は分けて記録し、
領収書などをしっかり保管します。
・税金の申告に必要な書類の準備
青色申告または白色申告の選択や、
開業届や確定申告を行います。
●帳簿の作成
個人事業主は、帳簿をつけることで
税務署に対して経営内容を示すことができます。
・簡易帳簿(白色申告)
収入と支出を記録した「収支内訳書」を作成し、
これを基に申告を行います。
・複式簿記(青色申告)
青色申告を選択すると
複式簿記を使って帳簿をつけることが必要ですが、
税制上の優遇(65万円の控除など)を受けることができます。
仕訳帳や総勘定元帳を使って、
収入・支出を複式簿記で記録します。
●経費管理
個人事業主にとって、
経費として計上できる項目を
正確に把握しておくことが大切です。
・経費として認められるもの
事務所や店舗の家賃
事業用の設備や備品
交通費、通信費、接待費、広告費など
注意点として、
プライベートの支出と事業の支出を
しっかり分けることが求められます。
例えば、車を事業用に使っている場合、
ガソリン代や保険料などは
経費として計上できますが、
プライベートな使用分は除外します。
●決算と確定申告
会計期間の終了後、決算を行い、
確定申告をする必要があります。
確定申告の際には以下の書類が必要になります。
収支内訳書(白色申告の場合)
または青色申告決算書(青色申告の場合)
領収書や請求書(経費の証拠として必要)
帳簿(複式簿記の場合)
確定申告は毎年、
2月16日~3月15日に行う必要があるので
期限を守ることが大切です。
●会計ソフトの活用
会計ソフトを使うことで
記録のミスを防ぐことができ、
効率的に管理できます。
・オススメの会計ソフト
弥生会計(青色申告にも対応)
マネーフォワード クラウド会計
freee(特に個人事業主向けに簡単)
取引の入力を自動化し、
確定申告書類を自動で作成してくれるため
時間と労力を大幅に削減できます。
●税務署とのやり取り
個人事業主は税務署に対して
正確な申告を行う必要があります。
税務署からの連絡や指摘に対応できるよう
帳簿や領収書をしっかり保管し、
必要な時に提出できるようにしておきましょう。
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