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会計管理

更新日:2月20日




●会計の目的


・毎月の売上と支出を把握するため

・経営状態を把握するため

・利益率を上げるため

・税務署に確定申告を行うため



●会計の基本


・収入と支出の把握


会計の基本は「収入」と「支出」の記録です。

収支を記録し、毎月で集計を行います。


収入:

商品やサービスの売上を記録します。

毎月の売上金額をしっかりと記録し、

顧客やサービスごとに整理をします。


支出:

経費(支出)の管理を行います。

事業に関連する支出

(仕入れ費用/事務所の家賃/交通費等)は

すべて経費として計上できます。


事業用とプライベート用の支出は分けて記録し、

領収書などをしっかり保管します。


税金の申告に必要な書類の準備


青色申告または白色申告の選択や、

開業届や確定申告を行います。



●帳簿の作成


個人事業主は、帳簿をつけることで

税務署に対して経営内容を示すことができます。



・簡易帳簿(白色申告)


収入と支出を記録した「収支内訳書」を作成し、

これを基に申告を行います。



・複式簿記(青色申告)

青色申告を選択すると

複式簿記を使って帳簿をつけることが必要ですが、

税制上の優遇(65万円の控除など)を受けることができます。


仕訳帳や総勘定元帳を使って、

収入・支出を複式簿記で記録します。



●経費管理


個人事業主にとって、

経費として計上できる項目を

正確に把握しておくことが大切です。


・経費として認められるもの


事務所や店舗の家賃

事業用の設備や備品

交通費、通信費、接待費、広告費など 


注意点として、

プライベートの支出と事業の支出を

しっかり分けることが求められます。


例えば、車を事業用に使っている場合、

ガソリン代や保険料などは

経費として計上できますが、

プライベートな使用分は除外します。



●決算と確定申告


会計期間の終了後、決算を行い、

確定申告をする必要があります。


確定申告の際には以下の書類が必要になります。


収支内訳書(白色申告の場合)

または青色申告決算書(青色申告の場合)

領収書や請求書(経費の証拠として必要)

帳簿(複式簿記の場合)


確定申告は毎年、

2月16日~3月15日に行う必要があるので

期限を守ることが大切です。



●会計ソフトの活用


会計ソフトを使うことで

記録のミスを防ぐことができ、

効率的に管理できます。


・オススメの会計ソフト


弥生会計(青色申告にも対応)

マネーフォワード クラウド会計

freee(特に個人事業主向けに簡単)


取引の入力を自動化し、

確定申告書類を自動で作成してくれるため

時間と労力を大幅に削減できます。



●税務署とのやり取り


個人事業主は税務署に対して

正確な申告を行う必要があります。


税務署からの連絡や指摘に対応できるよう

帳簿や領収書をしっかり保管し、

必要な時に提出できるようにしておきましょう。



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