確定申告
- chinatsu
- 2月16日
- 読了時間: 4分
更新日:2月17日

●確定申告とは
確定申告は1年間の収入や支出を税務署に報告をして
正しい税額を計算する手続きです。
●確定申告が必要な人
フリーランスや自営業の方
副収入がある場合
会社からの源泉徴収だけでは税額が足りない場合
●必要書類を準備
確定申告を作成するために、
下記の書類を用意しましょう。
・収入に関する書類
給与明細書や源泉徴収票(会社員の場合)
売上帳や請求書(フリーランスや自営業の場合)
振込明細書など(副収入がある場合)
・支出に関する書類
経費の領収書や領収書のコピー
通帳の写し(事業用の口座がある場合)
・控除に関する書類
医療費控除の領収書(対象の支出がある場合)
生命保険料控除証明書
寄付金控除の領収書
住宅ローン控除に関する書類(住宅ローンを利用している場合)
●申告書の種類
確定申告には、複数の種類があります。
・確定申告書A(給与所得者向け)
給与所得者や年金受給者が主に使う申告書です。
給与の収入だけで税務署に申告する必要はありませんが、
次のような場合は確定申告が必要です。
副収入がある場合(アルバイトや副業など)
医療費控除を受けたい場合
住宅ローン控除を受けたい場合
寄付金控除を受けたい場合
給与明細書や源泉徴収票を基に、収入や控除額を記入して申告します。
・確定申告書B(自営業/フリーランス向け)
自営業者やフリーランス、事業所得がある人が使う申告書です。
事業を営んでいる場合(個人事業主)
不動産所得がある場合(家賃収入など)
雑所得がある場合(株やFXの利益)
収入が複数ある場合(会社の給与以外にも収入がある場合)
給与所得だけでなく、複数の種類の収入がある場合に必要です。
・白色申告
簡易的な申告方法となります。
収入と支出の記録を個人の帳簿に簡単にまとめておけばOKです。
特別な帳簿を作成する必要はなく、
収支内訳書を提出するだけで申告ができます。
青色申告の特典(控除額や損失繰越など)はありません。
青色申告の申請をしていない場合は白色申告となります。
・青色申告
複式簿記(複雑な帳簿の記録)が原則として求められます。
事業の収入・支出を帳簿に詳細に記録し、決算書を作成する必要があります。
事業を行っている人が利用でき、最大65万円の控除を受けることができます
(記帳や決算書が求められます)
損失を翌年以降に繰り越すこともできるため、税金面で有利になります。
事前に青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。
●作成方法を決める
・確定申告用紙をダウンロードをして手書きで書く方法
・オンライン入力で作成する方法
どの方法で作成を行うかを決めましょう。
●申告方法を決める
確定申告は以下の方法で行えます。
・オンライン申告(e-Tax)
インターネットで申告ができます。
マイナンバーカードや事前に取得したID・パスワードが必要です。
・税務署に直接提出
税務署で申告書をもらって記入し、直接提出する方法です。
・税理士に依頼
確定申告が複雑な場合、税理士に依頼することもできます。
●申告書の作成
・申告書B(自営業やフリーランスの方)の場合
所得、経費、控除額を記入します。
申告書は手書きでも、オンラインで入力して提出することもできます。
オンラインの場合、入力のガイドに従って進めば必要項目が自動で計算されます。
●税金を収める
確定申告の結果、納税額が確定します。
納めるべき税金は指定された期日までに支払います。
振込用紙を受け取ることができる場合や、e-Taxから直接納付することも可能です。
● 提出完了の確認
申告が完了すると、申告受理通知が表示されます。これを保存しておきましょう。
申告内容に問題がなければ、後日税務署から通知が届きます。
●確定申告の期間
確定申告の期間は、2月16日~3月15日です。
申告が遅れると、延滞税や加算税がかかることがあります。
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