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確定申告

更新日:2月17日





●確定申告とは


確定申告は1年間の収入や支出を税務署に報告をして

正しい税額を計算する手続きです。



●確定申告が必要な人


フリーランスや自営業の方

副収入がある場合

会社からの源泉徴収だけでは税額が足りない場合





必要書類を準備


確定申告を作成するために、

下記の書類を用意しましょう。


・収入に関する書類


給与明細書や源泉徴収票(会社員の場合)

売上帳や請求書(フリーランスや自営業の場合)

振込明細書など(副収入がある場合)


・支出に関する書類


経費の領収書や領収書のコピー

通帳の写し(事業用の口座がある場合)


・控除に関する書類


医療費控除の領収書(対象の支出がある場合)

生命保険料控除証明書

寄付金控除の領収書

住宅ローン控除に関する書類(住宅ローンを利用している場合)



●申告書の種類


確定申告には、複数の種類があります。



・確定申告書A(給与所得者向け)


給与所得者や年金受給者が主に使う申告書です。

給与の収入だけで税務署に申告する必要はありませんが、

次のような場合は確定申告が必要です。


副収入がある場合(アルバイトや副業など)

医療費控除を受けたい場合

住宅ローン控除を受けたい場合

寄付金控除を受けたい場合


給与明細書や源泉徴収票を基に、収入や控除額を記入して申告します。


・確定申告書B(自営業/フリーランス向け)


自営業者やフリーランス、事業所得がある人が使う申告書です。


事業を営んでいる場合(個人事業主)

不動産所得がある場合(家賃収入など)

雑所得がある場合(株やFXの利益)

収入が複数ある場合(会社の給与以外にも収入がある場合)


給与所得だけでなく、複数の種類の収入がある場合に必要です。



・白色申告


簡易的な申告方法となります。

収入と支出の記録を個人の帳簿に簡単にまとめておけばOKです。

特別な帳簿を作成する必要はなく、

収支内訳書を提出するだけで申告ができます。


青色申告の特典(控除額や損失繰越など)はありません。

青色申告の申請をしていない場合は白色申告となります。


・青色申告


複式簿記(複雑な帳簿の記録)が原則として求められます。

事業の収入・支出を帳簿に詳細に記録し、決算書を作成する必要があります。


事業を行っている人が利用でき、最大65万円の控を受けることができます

(記帳や決算書が求められます)

損失を翌年以降に繰り越すこともできるため、税金面で有利になります。

事前に青色申告承認申請書を税務署に提出する必要があります。




●作成方法を決める


・確定申告用紙をダウンロードをして手書きで書く方法

free弥生マネーフォワードなどの会計ソフトでの作成

・オンライン入力で作成する方法


どの方法で作成を行うかを決めましょう。




●申告方法を決める


確定申告は以下の方法で行えます。


・オンライン申告(e-Tax)


インターネットで申告ができます。

マイナンバーカードや事前に取得したID・パスワードが必要です。


税務署に直接提出


税務署で申告書をもらって記入し、直接提出する方法です。


・税理士に依頼


確定申告が複雑な場合、税理士に依頼することもできます。




●申告書の作成


・申告書B(自営業やフリーランスの方)の場合


所得、経費、控除額を記入します。

申告書は手書きでも、オンラインで入力して提出することもできます。

オンラインの場合、入力のガイドに従って進めば必要項目が自動で計算されます。



●税金を収める


確定申告の結果、納税額が確定します。

納めるべき税金は指定された期日までに支払います。

振込用紙を受け取ることができる場合や、e-Taxから直接納付することも可能です。



提出完了の確認


申告が完了すると、申告受理通知が表示されます。これを保存しておきましょう。

申告内容に問題がなければ、後日税務署から通知が届きます。



●確定申告の期間


確定申告の期間は、2月16日~3月15日です。

申告が遅れると、延滞税や加算税がかかることがあります。






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